現在の子供の語学業界への疑問
子供の語学力は整えるべきものを整えさえすれば、実は、普通に伸ばすことができます。
私たちは、よく「英語が話せる、話せない」という言い方をしますが、そこで言う「英語」とは、要は「基礎英語」の範疇です。
所詮は基礎英語なのですから、当然ながら、その習得に特殊な能力などは最初から必要ありません。
その「基礎英語」を習得するために、多くの子供が英語教室に通ったり英語教材を購読したりしています。
しかし、結局、ほとんどの子が大して上達できてなくないですか?
真面目にやってる子達も少なくないのに、おかしいと思いませんか?
これって、環境を整えることの重要性を、ほとんどの親が知らされていないことが原因です。
誰も教えてくれませんもんね、こんなこと。
実際、僕自身も、娘がまだ小さかった頃は全く理解できていませんでした。
高い語学力の実現→最適な環境を整えられるかどうかが全て!
子供の語学力UPの最優先事項は【 全体環境の整備 】です。
言い換えると「押さえるべき条件」を確実に押さえた状態をつくるということです。
押さえるべきものは複数存在していて、それら全体を押さえる必要があります。
それら全てが押さえられた状態の中で、子供が取り組む状況が継続できれば、僕の娘が通ったスクールで起きた「15人全員が高いレベルに到達!」みたいなことが普通に起こります。
例えば、「カリキュラム内容」とか「優秀な講師陣」などがよくクローズアップされるかとは思いますが、それらは単なる単体要素であり、整えるべき全体環境の1部分でしかありません。
このような捉え方が大事になります。
「環境を整える」とは「バケツの穴を全て塞ぐ」ということ
例えば、カリキュラムだけにこだわってスクールを決めても、それはカリキュラムという1部分だけにこだわっただけのことになります。
他の部分は押さえきれてないので穴のあいたバケツに必死で水をためようと頑張る…みたいなことになってしまって、
頑張っても大して成果が上がらない…というこれまでの多くの子たちのように残念な結果が延々と繰り返されていくことになります。
大事なことは「必要な環境=条件を全てを押さえる!」という意識です。
バケツの全ての穴を塞ぐってことです。
これが環境全体を整備するということです。
このことを確実に理解する必要があります。
検討している英語スクールが、どのポイントを満たしていて、どのポイントを押さえ切れていないのか?
おうち英語で進めるのであれば、購入予定のセット教材などが、どのポイントを満たしていて、どのポイントを押さえ切れていないのか?
このような視点で最終的に環境全体がしっかり整うのかを吟味するスタンスが必須です。
ぜひぜひこの感覚をしっかり押さえた上で、個々の「環境=条件」の詳細を見ていってほしいなと思います。
次項以降で、絶対に整えるべき必須の環境ポイント、そして、整えれば更に確実性が高くなっていく環境ポイントの全てをお伝えしていきます。