英語の習得は、基本的に自分自身との闘いというか、そもそも他人と競うべきものではありません。
ただ、この講座でお伝えすることがなぜ効果を発揮できるのかについて理解していただく上で、ライバルという第3者と対比してみるとわかりやすいので、敢えて「ライバルに勝てる理由」というタイトルでお伝えすることにしました。
スクールに通っていれば英語力が高く伸びると信じている
スクールに通わせていれば子供の語学力は普通に伸びていくと信じきっているパパママって、かなり多いのかなと思います。
つまり、良いスクールに巡り会い、そこに入れてしまえば安泰だ….みたいに考えていて、それを信じるがあまり、スクールに全部丸投げしてしまい、月謝払って送り迎えしてスクールに任せていれば自動的に子供の語学力は上がっていって、いつしかペラペラになる…のような幻想を抱いているパターンです。
実はこれまで、そして現在も、残念ながらこのパターンに当てはまるパパママが多いと思います。
しかし現実は違います。
通ってるスクールで過ごす時間はごくわずか。
1週間のうち、わずか1時間、週2回レッスンの場合であればMAX3時間程度です。
1週間=168時間のうち、わずかに1~3時間をスクールで過ごし、それだけで英語力が伸びるでしょうか?
英語ではなく他の習い事や、趣味で考えてみても、そのくらいの取組みでは何ら上達は見込めないことくらい理解できるはずなのですが、英語になると、どういうわけかそういう考え方から離れてしまうパパママが多いんです。
この講座では、その辺りについての正しい向き合い方をコンテンツ内のあらゆるパートでくり返し伝えています。
ですので、それらをしっかり理解して実際に実践していくことで、他の多くのパパママの「見当はずれな子供の英語学習方法」とは一線を画した取組みが実現し、多くのライバルとは全く次元の異なるレベルまで語学力を確実に押し上げていくことが可能になります。
自宅での取り組みの重要性を全く認識できていない
習ったことが本当に身に付くのは自宅での取組みです。
前項でも触れましたが、スクールのレッスンで過ごす時間はほんのわずかです。
そんな短い時間で伸びるなら、これまでもっと多くの日本人が英語ペラペラになっているはずです。
他の教科などについては復習しないと伸びないと理解できているパパママが多いのに、なぜか英語になると自宅での復習の重要性が抜け落ちてしまっている人があまりにも多いです。
なので逆言えば、それをやれていれば他者と圧倒的な差がつくのは明白です。
というより、自宅で復習をしっかりできなければ、いくらレッスンの時に頑張っても、結局、習ったものが身に付いて自分のものにはなっていかないでしょう。
テストがないことに違和感を感じない
英語のレッスンで「テスト」がある….となると、とたんに嫌悪感を感じるパパママがいます。
英語は楽しくなきゃね…と信じ込んでいるためです。
勿論、楽しくなければ長続きしませんし、確かにテストなんてない方がいいに決まっています。
ですが、幼少期ならまなしも、既に小学生に上がっています。
何かを習得するときに、完全に楽しいことや楽なことで固められるわけではありませんよね?
もし本人が本当に好きなことであれば、本来はテスト勉強並みの復習や反復練習も、難なくやれてしまったりします。
英語が大好きで自らどんどん進んでいって、いつのまにかいろんな表現や語彙力が備わっていれば、テストがあったとしても余裕で突破するはずです。
そしてその中で、自分が間違えたところを、なぜ間違えたのか…正しい表現や解釈は一体何なのか?
それを自ら突き止めて、それをすぐに吸収してしまおうとするはずです。
なので、テストは別にネガティブなものでも何でもないんです。
英語にドハマりした子供にとっては、テストは「自分はこんなにできる!」
…と自信を高める絶好の機会であり、同時に、自分ができないところを知ってさらなるレベルアップのために活かすことができる絶好の機会でもあるんです。
逆に言えば、毎週せっせとレッスンに通って習ってきたことの中で、どこが出来ていてどこが理解できていないのか…
テストがない状態で、それをどうやって知ることができるのか…とても疑問です。
レッスンがいつもいつもテストの連続…というようなスタンスだったら問題ですが、いつもレッスンを楽しんで前向きに英語を吸収し、一定の間隔で「それが身に付いているか、どこがまだ身に付いていないかを知る機会の重要性」は、よく考えれば実はありがたかったりします。
英語は楽しくなきゃね…という考えにとらわれ過ぎていて、本質である「英語力の成長」の部分を大事にできないとしたら、それこそが本末転倒になってしまいます。
日本のパパママは、なぜか、テストみたいな楽しくない取組みが含まれているようなスクールでは我が子の英語は上達しない…みたいなことを考えているケースが多かったりします。
なので、多くのスクールでは、生徒の成長確認の絶好の機会であるテストのようなものを導入できずにいます。
実はそのことが日本人の英語力の低さを導いてしまっている大きな要因の1つです。
そういうパパママが多数派である以上、テストの存在をポジティブに捉え、上手くそれを利用していけるとしたら、圧倒的に他の大多数とは差が開くことは明白です。
上手くテストを利用して、より効果的な子供の語学力の成長に役立てていただきたいです。