パパママがまず最初にすべきことは目標設定!
子供の語学力を高いレベルに育てたい….と考える時、体験的にこれは絶対大事だだなと感じていること、それは、明確な目標を決めるということです。
多くのパパママが、ただ漠然と「子供の語学力が高くなったらいいな…」くらいに考えているだけというケースが多いです。
それだとタイムリミット的なものが曖昧なままだし、実際の取組みも明確な方向性がなかったり、いつまでにどのくらいまで伸びている状態などのペースメイキングもできません。
例えれば、とにかく西の方へ向かいたいんだけど、明確な目的地や明確な到着時刻がきまっていないまま、ただ何となく西を目指して移動している….みたいなことになります。
なので、子供の語学力が高くなったらいいな!と思うのであれば、実際どのレベルまで高くなったらいいのかを考えるべきだし、それをいつまでに到達させたいのかも決めるべきです。
70歳になる頃に英語がペラペラになっても悪くはないですが、もっと早い時期に実現していれば、その子の人生にとって大きな役割を果たすことになりますし、何と言ってもその子の人生をより充実させる機会は圧倒的に多いはずです。
目標を明確にする、達成時期を明確にする!…こういう意識は明らかにパパママの仕事なので、まずはそこから取組むことが大事です。
目標をしっかり決めても、必ずしも、それを達成できなかった….ということも起こるかもしれません。
でも、仮にそうなったとしても、それまでに培った語学力は消えることはありません。
後から新たに再スタートをすることも可能ですし、目標に向かって進んできたことは一切無駄にはなりません。
それよりも、明確な到達地点や期限を切らないことで、だらだらと無目的に「語学習得のゴールデンタイム」である小学生時代をだらだらと無目的に過ごしてしまった….、
それこそが最も避けるべきことです。
実体験からお伝えする目標レベルの目安
では、実際にどのようなレベルまでを、いつまでを目途に進めればいいのか…?
これについて私の実体験ベースからのお薦めは、
【小学校卒業までに基礎英語を高いレベルで習得する】
ということです。
英検を例にすると、
・英検準2級~2級の水準
と考えておくとわかりやすいと思います。
英検なので「読んで書いて聞いて話す」4技能が含まれてくるため、バランスのよい成長、及び、その確認作業が実現できるのもメリットです。
英検準2級~2級の水準とは?
英検の公式情報として、
- 英検準2級 →高校中盤程度
- 英検2級 →高校卒業程度=大学入試共通テストレベル
とされています。
一般的に基礎英語となると「英検2級」で線引きとされることが多いので、2級水準に到達していれば基礎英語の習得は修了できていると考えていいと思います。
必ずしも2級を突破する必要はなく「水準として2級のレベル」にある状態が重要なので、
【英検準2級をギリギリではなく余裕を持って突破した状態】
ここを目指していくことをオススメします。
「英検準2級を余裕で突破」を薦める理由
高校生になった現在も、学校の英語の授業は非常に簡単な状態であり、中学の3年間、及び高校受験では、英語に関して一切準備することなくここまできました。
現在、私の娘は英検準1級レベルの準備をしていて、私も娘自身も、高校生のうちに英検1級までを突破した状態で大学受験に挑む….そういう想定で進んでいます。
こういう状態だと、ある程度、既にゴールが見えているとも言えます。
これらが可能になったのは、小学校卒業までに、英検2級に受かるか受からないかくらいの水準の「基礎英語力」が備わっていたことが全てだったなと痛感しています。
以下、私自身が実体験を通じて実感しているメリットです。
- 中学での英語が余裕(原則、テスト勉強は不要で常時好成績)
- 余裕の状態が更なる成長のモチベーションを生む
- 中学では何が起こるかわからない→環境の大きな変化
- 中学で余裕を持って英検2級が狙える
- 高校での英語も原則的に余裕な状態
- 高校で準1級が狙える
- 高校生のうちに1級取得も視野に入る
- その状態で大学入試に臨める
- 語学力をアピールした総合選抜入試が可能になる
- 高い語学力という専門性を持った上で、別の専門性を大学で身につけられる