お金に困ることがない人生を歩んで欲しい!…これが全ての始まり

結局、ほとんどの人がお金に翻弄される人生を送ります。

僕は、娘には、お金持ちになって欲しいとか、勝ち組に入って欲しいなどと思ったことはありません。

とにもかくにも、子供のうちにできるだけのサポートを親が実施して、実際にお金に困ることがない人生、経済的に安定した人生を送っていけるようになれば、後は、娘自身が自分の人生を生きたいように生きていけばいいと思っていました。

そのためには専門性が必須

ただ、それを実現させるためには、世の中で誰かのために確実に役にたてる専門性が必要です。

逆に言えば、確固たる専門性がありさえすれば、お金に困るような人生を回避できる可能性は高くなります。

そういう方向性を漠然と持っていたなかで、小学校2年生の時から英語教室に通わせました。

もともと本人も幼少期から英語で遊んでいて、たまたまフォニックスの基礎を3歳くらいの時に習得できてしまったこともあり、英語に関して自信を持っていました。

もちろんレベル的には大した水準ではなく、言ってみれば「根拠のない自信」です。

ただ、英語に対して「大好き!」「自分は英語が得意なんだ!」みたいな感情を持っていて、それが娘を後押ししていたことは、とても良いことだったなとは思っています。

なので、小2で英語教室に通うことになった時、娘自身はかなりノリノリでした。

小5の時に、娘の英語力が高いことを偶然知る

その後3年半に渡り、週2回のレッスンとかなり量の多い宿題をこなしていくことを親としてサポートしてはいましたが、正直、そこまで高いレベルアップは期待していませんでした。

所詮は欧米の英語ネイティブの国で子育てしてるわけではないしな…とどことなく感じていました。

娘は何とかその教室での全カリキュラムをやり切り、毎学期ごとのテストも何とかパスし続け、英語教室での「基礎英語習得」の取組みが終了する時期を迎えました。

小学校5年生の半ばでした。

そのタイミングで、「せっかく英語をやってきたし、最近、流行っていて注目されてるから、娘にもやらせてみようかな….。」と軽い気持ちで新たにオンライン英会話を初めて見たところ…..、

驚かされることが起きたんです!!

フィリピン人講師の話す英語をほぼ100%聞き取り、年相応の受け答えで英語で対応している娘の姿を目の当たりにすることになったんです。

正直、ここまでリスニング力が高く、スピーキングも普通にこなせるなんて思っていなかったので、かなり驚きました。

娘の専門性は語学!

以降、ここまでのレベルに小学生のうちに到達したからには、娘の専門性は語学を軸にすることが最適解だと思うようになりました。

思ったように進められない時期もありましたが、その後の中学3年間を効果的に利用して、さらに娘の語学力を伸ばすことができました。

我ながら、よくぞここまで伸ばせられたなと思っています。

→娘の成果紹介&プロセス紹介はこちら

娘の英語レベルの価値を伝え、将来的に活かすイメージを見せる作業

娘の専門性は語学力を生かす形が娘にとって最善と判断した後は、新たなフェーズへ移りました。

  • 娘に、娘自身の現在の英語力はかなり高い状態であることを娘自身に明確に理解させ、自信を持たせること
  • さらに成長させられれば、かなり高いレベルに到達できるし、それは今のスキルがあれば十分に到達可能であることを理解させること
  • そのレベルに到達した時に実現する未来の状態を身近にイメージできるよう助けること

これらを繰り返し繰り返し実施していきました。

具体的にどんなことでイメージを持たせたかをお伝えしておきます。

時期的には、中学2年~3年くらいでした。

娘は小学生から台湾で育ったためか「かなりの日本大好き人間」で、大学からは日本にいかせたいという私の方向性をかなり好意的に受け止めていました。

東京の渋谷区にある青山学院大や津田塾大などを実際にグーグルマップで見せたりして、日本のトレンドの発信源である渋谷区での華やかな大学生活をイメージできるようにしていました。

同時に、AO入試、総合選抜入試の仕組みを利用すれば、語学力の高さを活かして希望の大学に入れることも伝え、さらに言えば、既にある程度高い基礎英語力を持っていたので、普通に頑張れば、そこで必要とされるレベルの英語力への到達は普通に実現可能であることも伝えました。

その流れで、中学3年の中盤で日本の英検2級~準1級レベルの台湾英検に、非常に高い得点で突破できたことで、これまで思い描いてきたイメージは、かなりの確率で実現するかもしれない…と思うに至り、結果、英語力を高めるための取組みは完全に「自分事」となりました。

娘自身の中に、英語力を高めることの明確な理由、モチベーションの源泉が作り出されたのです。

さらなるレベルアップをすることは自分の人生にとって有意義なことであり、そして、その実現はそこまで難しいものではない!

….と娘が自ら思うようになっていきました。

気付けば「親に言われてやっていた英語」が、「自分自身が自分自身のためにやる当たり前の取組み」…という意識に急激に変化していきました。

それが娘が中学3年生の頃には実現していたので、本当に、かなり理想的な流れを作り出すことができたと思っています。

【番外編】 英語力で突き抜ける 他の教科は程々でOK…という方向へ舵を切る

ここから先は、僕独自のやや特殊な考え方…になるかもしれません。

なので参考程度、まあ、そういう考え方もあるよね…程度に聞いてもらえればと思います。

賛同いただけたら、大いに参考にしていただければな….と。

それでは再開します。




その後は、英語力をとにかく突き抜けさせることを最優先に考えるようになりました。

英語はかなりメジャーな言語なので、そこそこ英語を使える人なんてゴロゴロ存在しています。

いくらある程度高い英語力に育てたからと言っても、上には上がいて、そしてその数はかなり多いです。

そうなれば、そこそこレベルでは、正直、そこまでの価値は発揮できないと考えました。

なので、とにかく英語力は他の人があまり到達できないレベルまでの到達を最優先すべきだなと思うようになりました。

極論ですが、英語力を突き抜けさせるためなら、他の教科はある種、犠牲にしても良い…そう思うようになりました。

極論、英語力がとんでもなく高ければ、英語を教えたり、英語を絡めた仕事を得られるだろうし、今の時代、オンライン英会話など活躍の場はこれまでよりも幅広いと判断したからです。

他の教科も平均的にと考えるあまり、英語力の突き抜け度合いが弱ければ、大きな価値を発揮することは難しい…と。

さらに、僕は最終的な高度な専門性は大学で培うべきであるし、大学不要論も出てきたりはしているけど、結局は「東京大学卒」みたいな人に一目置くような風潮って、今でも全然あるし、それは今後もしばらくは続くと思っています。

同じ英語を教えてくれる先生なら、当然、東大卒の先生の方が明らかに注目されますよね?

そういう意味からも、大学へ進学することは大事だし、そこで何を研究するかも大事だし、同時に、その大学にネームバリューがあれば、それはそれで尚良い!と考えました。

なので、本来は全ての教科を満遍なくやっておくことは大事なことなわけですが、今は、AO入試、いわゆる総合選抜入試という自己推薦型の入試枠が以前よりもかなり幅広く確保されています。

だったら、その仕組みを利用する形をベースに考え、語学力を圧倒的に突き抜けさせる方法を優先することは理にかなった流れだと思いましたし、

仮に、それで希望の大学に入学できなかったとしても、その時点で語学力に関しては飛び抜けたレベルに到達しているわけだから、いくらでもそれを活かす場は得られると考えました。

ということで、現在もこの考え方に基づいて娘の語学力UPを毎日サポートしています。

毎日ずっとサポートしてきたことで、今では自分自身の英語力のアップも実感していて、僕自身が新たにTOEICに再挑戦するモチベーションを獲得したりしています。

最後、ちょっと話がそれましたが、僕が娘の将来を真摯に見通した上で、現在の娘の軸となる取組みの方向性は、こういう流れに沿って決めてきたし、今後も進んでいきます…

という内容についてお伝えしてみました。